キュービクル内機器の更新時に
活用できる補助金のご紹介

キュービクルの内部機器の更新に関して、公的な補助金制度が設けられています。
多くの場合、省エネルギー性の高い機器への更新が条件となっており、環境への配慮と設備投資の負担軽減を両立させることができます。

補助金の対象となる機器について

💡 重要なポイント

  • キュービクル全体ではなく、内部の「変圧器(トランス)」など個別の機器が補助対象となります。
  • 変圧器については、古い変圧器から、エネルギー効率の高い「トップランナー基準」を満たす最新の省エネ型変圧器へ交換することが条件となっているケースがほとんどです。
  • 省エネルギーの推進などを目的とした補助金の一部として交付されます。

国の主な補助金制度

国の補助金は、全国の事業者が対象で補助額も大きくなる一方、要件が厳しく、公募期間も限られています。

低濃度PCB助成金

環境省

微量のPCB(ポリ塩化ビフェニル)に汚染された古い変圧器やコンデンサを、PCBを含まない高効率な機器に交換する場合などに、処理費用の一部が補助されます。

低濃度PCBに汚染された機器の処理費用に対する助成であり、更新のために購入する機器に関する費用は対象外ですのでご注意ください。

事務局 (公財)産業廃棄物処理事業振興財団

福島県・県内市町村の補助金制度

都道府県や市区町村といった地方自治体でも、独自に補助金制度を設けている場合があります。
一般的に、地方自治体の補助金制度は中小企業を対象としたものが多く、国の制度よりも利用しやすいことが多いです。

⚠️ 福島県内の現状について

現時点では福島県内でキュービクル内の機器の交換を対象とした補助金制度は確認されていません。そのため、福島県内の事業者がキュービクルの更新を行う場合は国の補助金制度の活用を検討することになります。

→ 今後、福島県や県内市町村で新たな省エネ関連の補助金制度が設けられる可能性もありますので、定期的に各自治体の公式ウェブサイトで最新情報を確認することをお勧めします。

補助金申請時の注意点

1

申請タイミングの重要性

補助金を利用する際は、必ず契約・発注前に交付申請を行い、交付が決定してから事業を開始する必要があります。
順番を間違えると補助対象外となりますので、ご注意ください。

2

公募期間の確認

補助金制度には、公募期間が定められており、予算に達し次第終了となります。
例年、春から夏にかけて公募が行われることが多いですが、年度によって異なることもあるため注意が必要です。

3

最新情報の確認

環境省、または事務局となっている各団体のウェブサイトで最新情報を確認することが不可欠です。

ふじ電設のサポート

📋 申請サポートも承っています

補助金に関する最新の情報や詳細な条件については、各省庁や補助金事務局の公式ウェブサイトをご確認いただくか、ふじ電設にご相談ください。申請のサポートも行っています。

キュービクル更新の補助金についてご相談ください

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